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カレーおき

ではカレーをやっていきましょう。

 

 

今日こそ,構造主義の観点からカレーについて考えていきます。

 

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こちらは鶏肉と,シュエしたタマネギです。

シュエしたタマネギそろそろ使い切らないとナァと思っています。

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鶏肉は加熱*1すると旨くなるので,F1 ですね。そこに熱を加えている様子です。

 

 

そこにバーンバーンバーンってやります。オイスターソース,中国の辛いやつ,コショウ,が投入されています。

中国の辛いやつもコショウも,どちらも,適切に定義された人間に対して「鼻(F2)=香ばしい」を満たすので,F2 であることがわかります。

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したがってこの段階で,カレー構造の中枢である H(F1×F2) ができていることがわかります。あとは腹にたまるもの F3 を準備するだけなのですが,準備するのをすっかり忘れていたのでそこには戦場がありました。

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フライパンとグリルでバキバキにやった茄子を左に入れつつ,右の鍋にとりあえず麺的なものをぶち込みます。お湯は奥のケトルで湧かしている途中なので麺的なやつは一部焦げ始めています。これが戦です。

ちなみに茄子は少し萎びていましたがフライパンとグリルでとにかくやれば遜色ない感じになって便利なのでみなさんもやりをやっていきましょう。

 

 

 

そして草です。

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以上を組み合わせて,

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何らかのものが出来ました。草と麺と肉的なものです。最後に香り付けのためにごま油をかけています。

 

実は先日の TTM

 

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と類似の料理ですが,この料理にはカレー構造を入れることができるため,この料理はカレーを為していることがわかります。

 

 

明日はこのカレーをさらに展開していきます。

 

 

 

 

*1:形而上学的つくりおきにおいては,加熱は集合 F に作用する任意の演算として取り扱われますので,加熱以外の概念を抽象的加熱であるとみなして抽象的料理を展開することが可能です。